鬱。ロック魂全開のアウトローな奴。 - 一日一書

鬱。ロック魂全開のアウトローな奴。

鬱.png

漢字ってきれい。


「鬱」という字ですら、

文字にすると一切の意味が浄化されて、

1つの美しい存在になる気がする。



以前に取り上げた「急」については、

友人からメールで素敵なフィードバックをもらった。


「急ぐということは、大切なことを先延ばしにしないで

大切に取り組むということなのかなと考えさせられました」



文字に刷り込まれた意味を、自分で解体して、

自分なりの解釈で身に染み込ませて行く。


それは何て自由で素敵なことなんだろう。




さて、「鬱」について。


それ自身で、煩雑で鬱陶しい感じを表現しつつ、

この鬱蒼と茂る林の奥には、

どんなにきれいな光が差しているんだろう、と

深く分け入ってみたい気持ちにさせる。



「鬱」っていう字の書き順、

知っている人も多いのかもしれないけど、

木・缶・木と並んだ上の部分を書く時、

左側の「木」からじゃなくて、

真ん中の「缶」から書くの。


いきなり、左側から書くルールに逆らってます(笑)



そして部首は「においざけ」。


鬯っていう部分のことで、

部首だけで10画!


この部首を使っているのは、

鬯(チョウ)と鬱の2文字しかない。


鬯は、神様にお供えするお酒っていう意味なんだって。


神様のお酒を盗み飲みして、

鬱憤を晴らしているのかな?



29画という総画数の多さといい、

鬱ってなんてアウトローな奴。



俺は鬱なんだ!


煩雑で鬱陶しくて、でも

その奥には美しい光が差していて、

他の誰とも違う存在なんだ!!



身体全体でそう叫ぶロックな鬱を

今日も讃える。
2014-11-30 21:57 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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